バイトを辞める時はいつまでに言うのが常識?

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辞める理由は人それぞれです。
アルバイトで何十年も同じ場所で働き続ける人は、まずいないので、必ず近い将来辞める時は来ます。
やむを得ない事情もあれば、職場への不満が理由ということもあります。

正社員に比べると、「辞めるのも簡単」というイメージのあるアルバイトですが、実際のところ、辞める時はどの位前に上司に伝えるといいのでしょうか。

一般的に、アルバイトをはじめる時に、職場の会社と自分個人との間に「アルバイト雇用契約」を交わしています。
文書化されて、双方が押印し、一部ずつ控えとして持ちます。
ただ、個人商店や中小企業などの中には、契約書を交わさないまま雇用する会社もあるようです。

前者の雇用契約を交わしているケースでは、必ず「雇用期間」が決められているはずです。
一般的にアルバイトの場合は、一か月~6か月で契約することが多く、契約終了間際に意思を確認し、互いの合意を経て期間延長や退職をします。
アルバイトの場合、契約期間終了の二週間前までに辞める意思を伝えるとされています。
しかし、現在任されている仕事が、誰かに引き継がなければならないとか、人手不足でぎりぎりの人数でまわしている状況であれば、二週間前では急すぎると言われてしまうかもしれません。
辞める意思は、出来るだけ早く伝えたほうがいいに越したことはありません。
契約期間終了を待たず辞めたい時は、特に早目に伝えたほうがいいですね。

後者のアルバイト雇用契約を交わしていないケースの場合、二週間前までに辞める意思を伝えれば辞めることが出来ます。
こちらも職場の状況を見て、早目に伝えたほうがいいですね。

お話したように、二週間~1か月前に伝えれば辞めることが出来、それより早めに伝えなければならないという決まりはありません。
ただ、後は職場の現状を理解した上で、礼儀としてもっと早目に伝えようという配慮です。

稀に「辞めてもらっては困る」と退職を拒否されるケースもあるようですが、企業はアルバイトを強制的に拘束する権利はありません。

悪質な場合は、労働基準監督署に訴えることもできます。
何かと理由を付けられて、辞められないような状況に陥ってしまった時には、「それでは労働基準監督署に訴えます」と言えば、殆どの企業は退職を認めるはずです。
万が一訴えられて、企業イメージが悪くなってしまったら大変ですからね。

どんなに短くても、縁あってバイトした職場。
出来れば円満に辞めたいものですよね。
その為には、日頃から職場の上司や仲間との人間関係を円滑にしておくことも大切なのかもしれません。

ありふく

ライターのありふくです。

都内女子大に通う大学3年です。

アルバイトの役立つ情報を掲載していきます★

 


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