バイトでも職場の飲み会は強制参加?
基本的に自由参加
アルバイトをはじめると、新たな人との付き合いがはじまります。
新しい人との出会いは個人的には嬉しいけれど、バイト先で事あるごとに開催される「飲み会には参加したくない」という方もいます。
個人同士の付きあいであれば、気の合う人とだけ個別に遊びに行けばいいし、気がねなく楽しめます。
しかし、職場の行事である飲み会となると、そうもいきません。
どんな職場でも、上下関係はあるし、合わない人もいます。
何かと気を使ってしまって、楽しく飲めないと言う方は少なくありません。
バイト先によっては、飲み会が強制参加のような形になっている所もあるようです。
職場のみんなが「参加するのが当たり前」になっている飲み会に「参加しません」と言うのは、少し勇気がいりますよね。
しかし、どの職場の飲み会であっても、飲み会は就業時間外に行われます。
仕事をしていない時間まで職場が拘束することは出来ません。
つまり、飲み会を強制的に参加させる権利は職場にはないのです。
アルバイトをしている仕事中であれば、職場の指示に従わなければなりませんが、勤務時間外について指示する権利はありません。
一般的には、休日前の夜や、土日の休業日を利用して行われる飲み会は、参加するのもしないのも自由です。
みんな出席しているのに断ったら・・・
もし、他のみんなが出席し、自分だけ断ったら・・・と不安になり、渋々参加している方もいらっしゃいます。
確かに飲み会参加が当たり前の雰囲気が出来上がっていたら、「参加できません」と言うのも勇気がいりますよね。
もし、あなたがどうしても参加したくないのであれば、出来るだけ角が立たないような理由づけが大切かもしれません。
では、どんな理由なら比較的「仕方ないね」で終わるのでしょうか。
断る時の理由
ただ「行きません」と言うだけでは「どうして?」と理由を聞かれてしまうので、予め理由を用意して断りましょう。
習い事
バイト以外に習いごとをしている人は、それを理由に断ればいいですよ。
アルバイトがない日に習い事をしていると言えば話が早いです。
習い事を休んでまで参加しろとは言わないはずです。
一度断れば、次回からも「バイト以外の日は忙しい人だから」と、周りも理解してくれるでしょう。
他のバイト
バイトで働く方の中には、複数のバイトを掛け持ちで働いている方がいます。
飲み会の日は他のバイトが入っていると言えば、スムーズに断ることができます。
それ以上詮索されることはないと思いますが、もし、あなたが本当は他にはバイトしていないのに嘘をついた時には、「他にはどこでバイトしているの?」と聞かれた時の答えも用意していきましょうね。
学生さんであれば「家庭教師」なんていいかもしれません。
フリーターの方でも使える理由は、単発のバイトが無難ですね。
例えばイベントスタッフやティッシュ配り等、内容はなんでもいいのです。
学校やサークル
学生の方は、学校の行事やサークル活動を理由にすれば問題ありません。
学生さんは学校の行事を優先させるのが当然ですから、それを蹴ってまで参加してとは言わないはずです。
冠婚葬祭
年齢によって使えるのが、「友達の結婚式がある」といえばOKです。
結婚する年齢に至っていない学生さんであれば「親戚の結婚式」とでも言えばOKですよ。
家族の健康
自分が病気だと言ってしまうと、アルバイトで働くことにも影響してしまうので、家族の健康を理由にすればばれることはありません。
例えば、「母親の具合が悪くて休みの日は家の用事をしている」と言えばいいのです。
ただ、本当は健康なお母様を病気にしてしまうのは、例え嘘であっても気が引けますよね。
飲み会を断るのは、出来るだけ「付き合いが悪い」と思われないような理由を付け加えることがポイントです。
勇気を出して断ってみてくださいね。