声が小さいと言われてバイトが辛い。改善法は?
世の中に、インターネットやSNSが普及してから人と直接話をする機会が減ったと言われています。
確かに、一昔前なら友達や恋人と話をしたい時には電話するか、直接会いにいくくらいしかありませんでしたが、今はLINEやFacebookなどの文字で連絡を取り合うことができます。
だからといって、人と全く話をしなくなることはありませんが、現代人に声が小さい人が増えたのは、その影響ではないかとも言われています。
携帯やLINEで通話する時、外出先であれば、あまり大きな声で話が出来ませんよね。
なるべく周りに聞こえないように小さな声で話をするように意識している方は多いのではないでしょうか。
声が小さいのは、アルバイトや就職など、仕事をしていく上ではあまり好ましくありません。
あなたがコンビニに入った時、店員さんが聞きとれない程の小さな声で対応してきたら、「え?!」と聞き返すか、「この人何言っているかわからない」「この人大丈夫?!」と不信感を抱くのではないでしょうか。
ご自分で声の小ささを自覚されている方、すでにアルバイト先の上司や先輩、お客様から指摘された方のために、声の小ささを改善する方法をご紹介していきます。
声の大きさは、身についたものなので、すぐに治ることはないかもしれませんが、意識していけば、確実に少しずつ声は大きくなっていきます。
声が小さい人のパターン
「声が小さい」と言っても、大きくわけて2つのパターンがあります。
パターン1.家族や友達と話をする時は大きな声だけど、初対面の人や人前で話をする時には声が小さくなる
パターン2.子供の頃から声が小さいと言われてきた
あなたはどちらに当てはまりますか?
パターンごとに改善方法をご紹介していきます。
改善方法
パターン1のケース
慣れた人の前では大きな声で話が出来るのに、慣れていない人や大勢を前にすると、声が小さくなってしまう方は、心理的な影響によって小声になっている可能性があります。
心理的な影響とは、緊張や不安、恐怖心などのストレス、自信のなさが声を小さくしています。
もしかしたら過去に大きな声で話をして失敗をした経験があるのでは?
過去の失敗経験が「また失敗したらどうしよう」と不安をあおります。
また、「変に思われるのではないか」など、人目を気にするあまり緊張してしまい、恐怖心さえ抱く方がいます。
このパターンの方は、心理的要因をひも解いていくことで緊張を解くことができます。
失敗が原因だと思われる方は、敢えて「一度失敗したからといって、次も失敗するとは限らない」と自分に言い聞かせましょう。
パターン2のケース
幼少期から声が小さいという方は、育った環境にも影響されているかもしれません。
例えば、親から「大きな声を出さない」といつも注意されていたとか、集合住宅に住んでいたので、近所迷惑になるからと小さな声で話をする癖がついていた・・・など。
こんな方は、喉の部分だけで声を発生している可能性があります。
よくミュージシャンや歌手の方が「腹式呼吸」と言いますが、お腹から声を出すイメージで発生してみましょう。
このとき、足をしっかり地につけて、姿勢をよく前を見ます。
深呼吸をして吐き出すタイミングで声を大きく出してみてください。
イメージは、喉からではなく、お腹から声を押し上げて出す。
補足 活舌をよくする
声が小さいわけではないのに、聞きとりづらい方っていますよね。
そんな方は活舌がよくないのが原因です。
声を大きくするということと合わせて、活舌をよくすることも意識していきましょう。
「あいうえお」「かきくけこ」など、お腹から出すイメージで一言一言口をしっかり開いて声を出していきます。
部屋の端に立って、部屋の反対側の壁に声を当てるイメージで出していきましょう。
はじめは小さな声かもしれませんが、毎日行うことで少しずつ活舌もよくなり、声も大きくなります。
また、話をする時には、必ず最後までしっかり声を出す事も意識しましょう。
最後だけ尻切れトンボみたいに聞きとれない方がいます。
これでは最初の言葉が大きな声であっても「声が小さい人」というイメージを持たれてしまうでしょう。
ご紹介した改善方法以外にも、とても楽しく声を出す練習が出来る場所があります。
それは、カラオケ。
友達とカラオケで歌を歌う時に、お腹から声を出すように意識して歌ってみてください。
歌を歌うというのは、とてもよい発生練習になります。