バイトと学校(勉強)が両立できない！両立の方法は？
高校や大学、専門学校に通う学生さんでも、アルバイトをしたい気持ちはお持ちでしょう。
高校生の場合、学校によっては校則で「アルバイト禁止」としている所もあるようですが、一度くらいはバイトしてみたいと思いますよね。
また、アルバイトをすることに反対するご両親もいらっしゃいます。
学校や親がアルバイトを禁止したり、反対する理由の最大の理由が「学業に集中してほしい」というものです。
学生の本業は、あくまでも学ぶこと。勉強することです。
アルバイトをはじめて、学業がおろそかになってしまっては困るというのが両者の言い分でしょう。
「絶対に勉強とバイトを両立させるから」と両親を説得してアルバイトを始めた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、いざ働いてみると、はじめての事だらけ、覚えることだらけです。
慣れるまでは覚えるだけでへとへとに疲れしまいます。
慣れたら慣れたでバイト先からも頼りにされ、バイト仲間との付き合いも増え、何かと時間を費やされることが多くなりがちです。
「勉強する時間がない･･･」「疲れた･･･」「両立出来ない」と後から愚痴っても「だから言ったじゃない」なんてことになっちゃいますよ。
そうならないためにも、学生さんが学業と両立するためにはどうすればいいか、私なりに考えてみました。
昔高校生の時、友達の中にいたんですよね。
勉強はいつでもトップクラス。だけど、彼女は高校一年～三年までの三年間、ずっとバイトも続けていたんです。しかも、そのバイトがとても楽しそうで、バイト先で彼氏まで見つけてラブラブでした。
側でみていた私は、試験の度に「いつ勉強しているのかな」と不思議になっていました。
彼女みたいに両立出来ている人たちを参考に、また、私自身が学生時代にアルバイトした時の経験を踏まえて、バイトと学業を両立させるためのポイントをいつくかご紹介します。
学業と両立させるためのポイント
通学時間
まず、現在通っている学校まではどの位時間をかけて通っていますか?
高校の場合、一時間以上かけて通学する人は少ないと思いますが、大学生の場合は違います。
大学の殆どが都心部より郊外にあります。
大学の近くで一人暮らしをしている方であれば、通学に時間がかかりませんが、実家から通っている方の中には、一時間半～3時間かけて通う方もいます。
この通学にかかる時間があまりにも長い方は、通学だけで時間を取られてしまうため、アルバイトをする時間が確保できないのではないでしょうか。
バイト先を学校や家の近くで決めたとしても、通学途中で決めたとしても、移動するだけで時間がかかります。
もし、仮にバイトを始めたとして、通学時間とアルバイトで殆ど自分の時間を使ってしまい、勉強する時間を確保することはできません。
通学に長時間かけている方は、悪いことはいいません。
今はアルバイトをしないことをおススメします。
それでも、経済的な理由などでバイトをしなければならない理由があるのだとしたら、睡眠時間を削る覚悟で挑むしかありません。
これは余程の覚悟と体力がないと続けられないですよ。
勤務地
どうせアルバイトをするなら、憧れのお店で働きたい。
以前からやってみたかった仕事をしたいと考える方は多いでしょう。
しかし、どんなに憧れの仕事でも、待望のバイトでも、通勤に時間がかかる所を選ぶのは避けましょう。
長時間の通勤で疲れてしまい、その上働いたら疲れてしまいます。
「通勤時間の中で勉強するから」なんて言いたくなりますが、働き始めてしばらくしたら疲れて寝る時間になっているかもしれませんよ。
学生バイトの時期は、勤務地が近いというのが選ぶポイントです。
家から近い、学校から近い場所であれば、通学の「ついで」感覚で働くことができます。
融通が効く
企業の中には、学生だとわかった上で採用しているにも関わらず、「試験だから休みたい」と言っても露骨にイヤな顔をする上司もいます。
これではバイトを休ませてもらうにも気を使うし、休んだところで後味悪いですよね。
学生さんがバイトする時には、職場の方の理解と融通が効く所を選びましょう。
試験の時や勉強が忙しい時を理解してくれて、休ませてくれる職場がいいです。
そういう融通が効くバイトは、主にシフト制で働く職場がおススメです。
シフト制で運用している職場は、アルバイトを多めに採用し、どんな時にも誰かが勤務出来るような体制を組んでいます。
自分が勉強で忙しい時には、お休みをいただき、他の人が働けない時間は働く。
都合のよい時間だけ働くことを前提としているシフト制は、融通が効く職場が多いです。
いかがでしたか?
いくつかのポイントをお伝えしましたが、一言でまとめると「無理をしない」ということです。
時間と体力を無理していると、そのしわ寄せは必ず学業に影響します。
学生である以上、勉強する余力を残して働けるバイト先を選びましょう。
