バイトリーダーになるには?リーダーのなり方
職場によっても違いはありますが、アルバイトを大勢雇っている所では、一般的にリーダーを決めている所があります。
リーダーの仕事には違いがありますが、新しく入ったアルバイトに仕事を教えたり、店舗であれば開店準備や閉店後の戸締りまで任されることがあるようです。
アルバイトでリーダーを経験しておくと、その後の就職活動でかなりプラスになります。
場合によっては、アルバイト先でそのまま社員にならないかと薦められ、社員として就職する方も少なくありません。
人を引っ張っていくことや、幹事などの役割を担うことが好きな方は、純粋に「リーダーをやってみたい」と思うでしょうし、将来の就職活動を有利にする為に「リーダーの経験をしておいた方が得」だという考えからリーダーを希望される方がいます。
そうは言っても、リーダーになりたいからと言って、簡単になりたい人がなれるわけではありません。
職場によってリーダーを選ぶ基準はまちまちですが、主に次の3つのパターンがあります。
1.バイトの勤続年数で決める
いわゆる年功序列みたいなもので、一番長く勤めている人にリーダーを任せるケースです。
長く勤めている=仕事が出来るとは限らないので、リーダー的な立場が苦手だったり、ふさわしくない方が選ばれることがあり、その場合はバイトのチームワークが中々まとまらないというデメリットがあります。
2.社内試験を受ける
フランチャイズ展開しているスーパーや居酒屋、ファーストフード、ファミレスなどでは、社内試験制度を設けている所もあります。
一定の期間継続して勤務した人に受験する権利が与えられます。
一般的には試験はいくつかのランクに分けられていて、リーダーとしてふさわしいと認められるランクの試験に合格したらリーダーとして働くことが出来る仕組みです。
このケースの場合、一定期間働いた人が受験するので、入ったばかりの人がリーダーになることはありませんが、長く働いていればいるほど、自分より遅く入った後輩がリーダーになるケースが発生します。
試験制度が確立している所では、その制度の仕組みが周知されているので、ある意味誰がなっても周りが納得するケースだと言えるでしょう。
3.上司に指名される
仕事ぶりや人柄が認められ、上司から直接「リーダーにならないか」と指名されるケースです。
勿論本人の同意がないとリーダーにはなりませんので、事前に考える時間を与えられるはずです。
このケースの場合、バイト先の信頼を一番得られていると言えます。
中には「社員にならないか」と誘われる方もいるようです。
アルバイトのリーダーになると、どんなメリットがあるのかというと、それは職場によって違います。
一般的には、他のアルバイトの方よりも時給がアップされると言われていますが、実はそれほど大きな差はないのが現実のようです。
中には、リーダーになっても特に待遇面では何もメリットはないという所もあります。
リーダーになった方の中には、社員と同じもしくはそれ以上の仕事をこなしているのに、アルバイトであることが耐えられなくて降りたいと言われる方もいるようですが、リーダーという立場は、この先別の職場で働く時に、必ず役立つ経験が出来ることは間違いないと思います。
リーダーになるための3つのケースをご紹介しましたが、どちらにしても、仕事はまじめにしっかりとこなすことが大前提です。
周りからの信頼を得てこそ、リーダーになった時に、誰もに認められるリーダーになれるのではないでしょうか。