バイト先の職場で臭い、体臭がキツイと言われた。どうすればいい？
日頃から誰もが気にしているはずの「体臭」。
アルバイト先で「体臭がきつい」と言われたらどうしますか?
体臭というのは、自分の匂いなので、自分ではその匂いに包まれているのが当たり前なので、どんな体臭であれ匂いに慣れてしまっています。
体臭がどんな匂いなのかは、残念ながら中々自分では解らないものですよね。
ワキガの人は、自分がワキガだと認識していない場合が多いと言います。
ワキガの匂いが常にあるのが当たり前なので、匂いが特別なものだとは感じないのでしょう。
同じことが口臭でも言えますね。
話をする度に漂う口臭は、あまりにも強い匂いだと、話に集中することすら出来なくなります。
しかし、当の本人は全く気が付いていないことが多いのです。
オフィスで働く人の場合、周りが体臭や口臭に気が付いていても、本人には言わないケースが殆どです。
本人の知らない所で「あの人体臭がきついよね」などと噂されていたりします。
しかし、接客業でお客様と接する機会がある仕事、食べ物を扱う仕事、香りが大切な仕事(香水、化粧品、アロマオイル、石鹸などの製造、販売)についている方は、上司や周りから指摘されることがあります。
言われた本人は「叱られた」感覚になって落ち込みますが、決して叱っているのではなく、改善してほしいという要望だと受け止めましょう。
まぁ、叱られていないにしても体臭を指摘されることは、「あなたは臭い」と言われているようで嬉しいことではないのですが、改善出来るいい機会だと受け止めましょう。
陰でこそこそ噂されるより、指摘されて改善出来たほうが自分のためにもなります。
体臭や口臭には様々な原因が考えられます。
主な匂いの原因を対策とともに御紹介していきます。
匂いを改善する
1.ワキガ
ワキガは、脇からの分泌液に匂い成分が含まれています。
その為、汗をかく季節に匂いがとても強くなります。
最近では、ワキガ専門の消臭スプレーも販売されていますし、ウェットティッシュでトイレに行く度に脇の下をふくだけでも違いはあると思います。
ワキガでも、匂いが強い場合は美容外科などで匂いを除去するため、専門機械による照射治療や、手術なども行っています。
詳しくは美容外科のHPなどをご覧くださいね。
2.食べ物・飲み物
体臭や口臭は食べ物や飲み物によってかなり左右されるといいます。
海外旅行に行ったことがある方は、国によって匂いに違いがあることを感じたのではないでしょうか。
その国の食べ物、飲み物、嗜好品が、人の体臭や口臭になるからです。
一般的に体臭がきつくなるものの主なものは、香辛料、肉、油、お酒、たばこなどです。
肉食動物は草食動物より体臭が強いのは、食べ物による影響です。
最近では、体臭を軽減したり、いい香りを出すサプリメントなども販売されています。
3.口臭
口臭も食べ物や飲み物に影響されますが、合わせて口腔治療も必要な場合があります。
虫歯や歯槽膿漏の方は、それだけで口臭が強くなるため、治療をすると治るケースが殆どです。
また、歯磨きをされている方は多いと思いますが、舌を洗う方はまだまだ少ないです。
舌を綺麗にすることで口臭は軽減されます。
最近では、様々なマウスウォッシュが発売されているので、仕事の前、歯磨きの後、飲食後に使用する習慣をつけるといいと思います。
4.香水・オーデコロン
本人はいい香りのつもりで付けているけれど、周りからは迷惑がられるのが香水とオーデコロン。
確かに心地いい香りです。体臭も消してくれるし、お洒落にも感じます。
しかし、あまりにも付け過ぎると匂いがきつすぎます。
子供の頃、学校で授業参観日になると、教室や廊下がいつもと違って香水の匂いが充満していた･･･なんて記憶はありませんか?
参観に来た父母たちが、お洒落の為につけてきた香水が混じり合って、なんともすごい匂いだったことをよく覚えています。
香水やオーデコロンは、自分が好きな香りでも、みんなが好きだと感じるとは限りません。
なんでもほどほどにが一番です。ほのかに、かすかに香る程度が一番いいのかもしれませんよ。
職種によっては、香水やオーデコロンの使用すら禁止している所がありますので、常につけている方は予めきちんと確認してからつけましょうね。
