バイト先の職場でセクハラされる!良い対処法は?
近年、パワハラやセクハラと言った言葉が社会に定着しています。
「ハラスメント」とは、嫌がらせのことなのです。
職場における上下関係や権力を利用して嫌がらせをすることをパワーハラスメント=パワハラといい、性的な嫌がらせをセクシャルハラスメント=セクハラといいます。
どちらも、社会的に問題視されているため、多くの企業では社員教育でパワハラやセクハラをしないように指導しています。
どちらも定義が曖昧なので、これをするとハラスメントだよという決まりはありません。
特にセクハラの場合は、異性が対象ですので、言っている人は、単純に異性として相手に好意を抱いているだけかもしれません。
好きだからこそ、言ってしまった、やってしまった行動が、受けた相手にとって嫌がらせだと感じたら、それはセクハラです。
実際に、アルバイト先で上司や先輩、お客様からのセクハラに悩んでいる方は少なくありません。
セクハラの難しい所は、中々当事者同士で話をするだけでは止まないし、ましてや相手がお客様の場合、「やめてください」と言うことも考えてしまうでしょう。
セクハラの内容次第では、「こんなセクハラを受けています」と公言すること事態がストレスになることもあります。
しかし、黙っていてはそのままセクハラは続いて行くでしょうし、場合によってはどんどんエスカレートすることだって考えられます。
バイト先でセクハラを受けたら、出来るだけ早く対処することをおススメします。
セクハラの対処方法
1.相手が上司・先輩の場合
セクハラをされて、あとで「気持ち悪い」と思っているだけでは、何も解決しません。
特に相手が上司や先輩など、仕事上で自分より上の人の場合、中々言えないですよね。
しかし、もしかしたらセクハラをしている本人は、セクハラであることに気が付かないで言動しているケースも多いのです。
本人にこちら側が不快に感じていることを知ってもらうことが第一歩です。
言葉で言うのが難しい場合でも、イヤだということをなんとなく態度で示しましょう。
一番いけないのが曖昧な態度、曖昧な返答をすることです。
職場の飲み会だけでなく、食事やデートに誘われたとしても、イヤならイヤと言って断ってください。
明確なノーを伝えること。
曖昧な態度で断れないからとついて行って「セクハラです。」と言っても、相手は「じゃあなんでついてきたの?」ということになります。
もし、イヤだという意思表示をしても何も状況が好転しない場合は、会社のセクハラ相談窓口等に相談してみてはいかがでしょうか?
もし、窓口がないという方は、身近な信頼出来る方に相談してみましょう。
2.相手がお客様の場合
セクハラしてくる相手がお客様の場合、対応に困りますよね。
セクハラをするということは、複数回会ったことがある、常連さんだったりするので尚難しい所です。
お客様からセクハラを受けたら、まず上司に相談をしてみてください。
接客業であれば、そのお客さまが来たら他のスタッフが対応するなど、周りがサポートしてくれるかもしれません。
また、制服がある職場はいいのですが、私服の場合、誤解を与えない服装を心がけましょう。
ミニスカート、胸元が見えるなど、誤解を与えるような服装をしないこともセクハラ防止には大切なことです。
深刻なケース
最近はメールやSNS、電話で連絡をしてくるケースがあります。
この場合、職場以外で接触することになるので、職場の人たちには気づかれない事が殆どです。
もし、メールやSNSなどでセクハラを受けたら、証拠としてその文面を保存しておいてください。
後々上司や会社に相談する時に、証拠として見せることが出来ます。
また、自分だけでは対応できないような深刻なケースの場合、バイトを辞めることもアリだと思います。
あまりにも深刻で恐怖感を覚えるくらいのセクハラの時には、迷わず公的機関に相談しにいきましょう。