パートやバイトも注意!ブラック企業の見分け方、基準は?
最近、雑誌やドラマでも取り上げられることが多い「ブラック企業」。
これは何も就職した社員だけに関係することではないのです。
アルバイトでも「ブラックバイト」と呼ばれる職場はあります。
その存在をご存知ですか?
そもそもブラックバイトとは、どんな職場なのでしょうか?
一般的には、学生さんの場合は学業が最優先ですが、学業に専念できないくらいの労働を強いるバイトと言えば解りやすいでしょう。
いくつかブラックバイトの事例をあげてみますね。
ブラックバイト
・辞めたいのに辞められない
・募集の時の労働条件と明らかに違う
・勉強や試験を理由に休ませて貰えない
・ノルマがある
・残業代が出ない
・暴言、暴力を受ける
・バイト先の商品の購入を強要される
・働けないと申告した日にシフトが入っている
・7時間労働なのに休憩がない
・会議や打ち合わせ、掃除をする時間は給与が支払われない
などなど。
最近では、ブラックバイトで精神的に追い詰められ、学業が滞ってしまったり、ストレスで体調を壊す人も増えています。
そんなバイト労働者の為の組織も生まれています。
参考 ブラックバイト ユニオンhttp://blackarbeit-union.com/
このようなブラックなバイトに関わらないようにするには、バイトを選ぶ目を持つことが大切なのです。
その見分け方のポイントをご紹介しますね。
こんな求人には気をつけて
ブラックバイトの可能性が高い求人の見分け方ポイント
1.モデルを使って撮影したと思われる笑顔いっぱいの写真を掲載している
いかにも「みんな楽しく働いていますよ」とアピールしている会社は、要注意です。
2.常にバイトを募集している
いつでも求人が掲載されている職場は、それだけ人が辞めてしまうということ。
あまりにも人が続かないというのは、それなりの何か理由があるのです。
3.女性ばかりの職場
社員もバイトも女性ばかりの職場の場合、女性特有のもめごとが多い可能性が高いです。
4.就業規則が曖昧
就業規則が曖昧で、紙面も提示されないのは怪しいです。
万が一アルバイトをした時には、契約書もチェックしてくださいね。
5.事務所が汚い
面接に行った時、働いている環境があまりにも汚いのは要注意。
お店の場合は、店舗の裏にある事務所で面接をすることが多いですが、掃除もされていないような職場は、人に対しても雑に扱うところが多いです。
6.ちゃん付け、君づけ
働いているスタッフを●●ちゃん、●●君で呼び合う職場は要注意です。
仕事に対する意識が欠けている、仕事とプライベートの区別がされていない可能性が・・・。
7.軍隊系
あまりにもスパルタで軍隊のような研修や指導をする所。
毎日、朝礼で社訓を大きな声で読ませたり、大声で叫ばせたりするような研修がある所は要注意です。絶対服従を求められるのは厳しいですよ。
働き始めてもその軍隊式は変わらないかも…
求人広告だけでは、なかなか見えない実態。
もし面接に行って、少しでも「変だな」と思う所があれば、その場で質問して確認するか、ネットでその職場の口コミがないか検索してみるといいかもしれません。
一度働きだしたら中々辞めさせて貰えないというブラックバイトもあります。
働く前のチェックは大事ですよ。