塾講師アルバイト面接攻略
大学生のアルバイトの中で、時給が高いバイトの一つに挙げられるのが塾の講師。
自ら受験を経験した大学生が講師になると、生徒さんたちと歳も近く、親近感が持てます。
受験生が塾に通う割合は、受験が近くなる程に上がり、最終的には70%近くにまで達するそうです。
少子化時代と言われている現在は、子供の全体数は減っています。
その為、塾業界も生徒確保に必死です。
実際に近年受験を経験し、見事合格を手に大学生になった講師が教えてくれるとなれば、塾を選ぶ時の安心感や期待感が高まります。
それが多くの塾で大学生のバイト講師を雇う理由の一つなのではないでしょうか。
面接攻略のポイント
1.人に教えることが好き
人に教えることが好きであることが最大のポイントでしょう。
最近の塾は「個別指導」と「集団指導」に分かれています。
少人数相手か、大人数相手かによって、授業スタイルは変わると思いますが、どちらにしても「解らない人に解りやすく説明出来る能力」が必要で、これは、やればやるほど磨かれていきます。
人に教えることが好きな方にとっては、自分を磨く機会にもなりそうですね。
面接では「伝えたい」という姿勢をアピールしていきましょう。
2.バイトにやりがいを求めている
塾に通う生徒さんたちの目的は「受験合格」、つまりは「成績アップ」です。
様々なレベルの生徒さんの成績がアップしていくことに、やりがいを感じることが出来る方は優遇されます。
場合によっては、居残り残業も発生したりするかもしれませんが、やりがいがある方は、なんなくこなしてくれるからです。
与えられたことだけをこなすのではなく、自らが「やりたい」と思っていることをアピールするといいですよ。
3.責任感がある
成績を上げる。受験に合格する。
どちらも本人の努力の結果ではありますが、それを助ける塾の責任は重大です。
授業に遅刻や欠席などはあり得ません。
また、夏休みや冬休みも集中講義があるため、殆どの塾はお休みなく運営しています。
責任を持ってやり通すという姿勢を見せていきましょう。
4.清潔感がある
「先生」という立場上、清潔感あるきちっとした髪型や服装が求められます。
茶髪や厚化粧、香水や整髪料などマイナス評価になります。
基本的には男性も女性もスーツで面接に挑みましょう。
予め「普段着でOK」と言われている場合は、カジュアルなジーパンでも構いませんが、シャツは襟付きのものにしましょう。
5.マナーがある
塾講師が話をする相手は生徒さんたちだけではありません。
講師同士、生徒さんの親御さんたちとも話をする機会があります。
相手の目を見て、しっかり敬語を使って話が出来ることが求められます。
面接の時には、立ち方、歩き方、座り方、お辞儀の仕方、話し方･･･など、マナーを意識して挑みましょう。
塾講師のように「人に教える仕事」というのは、実は教えている側の自分が成長出来る機会でもあります。
やりがいも責任感もありますが、将来必ず役にたつ経験になるバイトなのではないでしょうか。
面接時には、緊張せず深呼吸していきましょう。
