バイト、パートを退職時に返すもの受け取るもの
どんな仕事でも、仕事をする上で必要なものがあります。
例えば、事務のアルバイトの方は筆記用具や印鑑、ファミレスで働いている方は靴や制服など。
自己負担で用意したものもあれば、職場から支給されたものもあります。
また、勤務時間によっては、会社の社会保険に加入しています。
退職時には、様々な書類や備品の受け渡しが発生します。
会社が支給した備品や制服などを返却しないまま退職したり、退職後に必要書類があったことに気が付くなど、退職後のトラブルにならないよう、しっかりと受け渡しをしていきましょう。
社会保険に加入されている方
アルバイトをされている時に、会社の社会保険に加入されていた方は、様々な重要書類や証明書の受け渡しが必要です。
会社から受け取るもの
・年金手帳
年金に加入し、手帳を会社に預けている方は返却してもらってください。
・源泉徴収票
その年の年収や所得税、保険料などが記載された書類です。
確定申告をする時に必要になるので、必ず会社から受け取るようにしてください。
・雇用保険被保険証
雇用保険に加入していた方は、加入していることを証明する書類です。
もし、失業保険を受け取る場合は、ハローワークに提出する必要があります。
また、新たなバイト先でも雇用保険に加入する時に必要です。
・離職票
雇用保険に加入されていた方が、離職したことを証明する書類です。
一般的には、退職後10日以内に会社に交付されるので、郵送で送ってもらうか、取りに行くようにしてください。
失業保険の手続きに必要となる書類です。
・健康保険被保険者資格喪失証明書
会社の健康保険に加入していた方は、資格を喪失した証明となる書類です。
各自治体の役所で、国民健康保険に加入する際に必要となる書類です。
会社に返却するもの
・名刺
会社に所属することを証明する名刺は、自分で破棄することはできません。
名刺を作成していた方は、会社に返却します。
・制服、作業着
職場で用意してもらった制服や作業着は洗濯かクリーニングをしてから返却します。
・ID、セキュリティカード
職場に出入るために配布されていたカード類も返却します。
・健康保険被保険者証
会社の健康保険に記入していた方は、保険証を返却します。
・資料・書類
会社で使っていた資料や書類は全て返却します。
例えば、それが自分で作成したものであっても持ち帰ることは出来ません。
受け渡しが必要なものは、職場によっても異なります。
もしわからなければ上司に相談し、漏れのないようにチェックしましょう。