バイト採用されるための自己PRに必要な長所と短所の伝え方とは?
「自己PRをお願いします。」
「あなたの長所と短所を教えてください。」
アルバイトの面接で聞かれるこの質問、あなたは得意ですか?
面接に挑む前に一番悩まれるのが、この自己PRなのではないでしょうか。
アルバイトだけでなく、正社員でも聞かれるこの質問。
普段の生活で、自分をPRすることってあまりないだけに、どう答えたらいいのか困ってしまいます。
自己PRを質問されるのは、あなたがどんな人なのかを知りたいからです。
自分の事を話すのだから、誰しも同じようなことを答えるのではないかと思うでしょう?
答え方によってどんな人なのかが見えてくるのです。
いや、答え方というより「伝え方」と言ったほうが適切かもしれません。
同じようなことでも、伝え方次第で、イメージにプラスに働くこともあるし、マイナスに働くこともあるからです。
伝え方を工夫する
恐らくどんな職場でも重視するのが「職場の人たちとうまくやっていける人かどうか」ということ。
能力があっても、周りとうまくコミュニケーションとれないと職場の雰囲気も悪くなり、それは仕事の非効率にも繋がります。
周りとうまくコミュニケーションとれる人なのかどうかは、とても重要なこと。
ましてや接客業であれば尚更です。
コミュニケーションがうまく出来ることをアピールする時、単に「私は人と話しをするのが好きです。」とか、「私はコミュニケーションに自信があります。」と答えるだけでは説得力に欠けます。
むしろ、自信過剰なところがあるのかもと思われることもあるでしょう。
伝える言葉に説得力を持たせるためには、単に「~です」と話すのではなく、どうして「~です。」なのかの理由を話すこと。
学校のクラブ活動や、過去のアルバイトや仕事で、こんなことがあって、こうだから「私は人と話しをするのが好きになりました」と理由とセットで伝えること。
理由は過去のエピソードであり、それはあなたが自分自身を冷静に客観的に見ることが出来る人であるということと、あなたがどんな人なのか、聞き手のイメージを膨らませることができます。
そして何より「コミュニケーションが得意」というPRが説得力を持ちます。
また、短所を聞かれた時の答え方にも工夫をしましょう。
マイナスなことを「マイナスなのです」とマイナスのまま伝えるのではなく、マイナスからどんな経験をして、どんな学びを得て、そこから今後どうなろうとしているのか。
マイナスを繰り返さない意識を持っているということをアピールするのです。
働く人は、常に変化が求められます。
日々の日常や自分自身の枠にはまりすぎず、柔軟に成長しようとする向上心をアピールするのです。
言葉は不思議ですよね?
同じ内容を話したとしても、説得力を持ち、印象に強く残ることもある。
そしてその逆もあり。
伝え方を工夫することで、あなた自身をプラスにアピールしていきましょう。